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資本主義では、「自分の少数意見が将来、多数意見になれば報酬を得られる」という仕組みになっている。
たとえば凋落が叫ばれる出版業界について、多くの人々が「もう紙の本は終わりだ。将来的には本はすべて電子書籍になる」という意見を持っていたとする。そのときに「いや、紙の本にも別の生きる道がある。みなが電子化するならば自分たちはあえて紙の本にこだわる」という選択をして、事業を新たに始めたとする。その少数意見が正しければ、将来儲けることができる。
反対に、その意見がやはり間違っていた場合は、儲けることができずに事業は継続できなくなる。このように資本主義はきわめてフェアな仕組みだといえる。(『僕は君たちに武器を配りたい』p.216)
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